1973-08-29 第71回国会 衆議院 商工委員会 第48号
火力発電の場合、石炭あるいは重油による場合でもやはり初めは故障はよく起こるもので、それをとめてそれを直し、そして故障が起こらない体系に順次インプルーブしまして日本の火力発電機械等も発達してきたわけであります。原子力発電につきましても日本は導入したてでありまして、これを運転していく上については、あるいはそういう故障が起こるのは無理もないというところもあると思います。
火力発電の場合、石炭あるいは重油による場合でもやはり初めは故障はよく起こるもので、それをとめてそれを直し、そして故障が起こらない体系に順次インプルーブしまして日本の火力発電機械等も発達してきたわけであります。原子力発電につきましても日本は導入したてでありまして、これを運転していく上については、あるいはそういう故障が起こるのは無理もないというところもあると思います。
五年ほど前に、日本の火力発電につきまして、七万五千キロの火力発電機械をアメリカの輸出入銀行の融資によりまして入れたのであります。しかるところ、国内の機械メーカーは、これに対しまして非常に反対をいたしました。
これは、先ほど申しましたように、火力発電機械のような大きなものもございますから、やはりそういうふうな税負担が及ぼす影響を考えたわけでございます。別段われわれの方でも、何でもかんでも免税しておるというわけではございませんし、また輸入の方も、そういうふうなことで極力しぼつております。やはり国内で生産可能なものは決して入れておりません。
火力発電の機械を見てもそういうようなものでありまして、日進月歩しておるところの技術、特に冶金その他の技術を考え合せますと、火力発電設備でも最近日本でできるにかかわらず、外国と技術提携をしながらまた新鋭火力発電機械を入れておる。それならば原子力の発電の場合はどうであるかというと、おそらく同じような傾向を将来ともにとらざるを得ないのじゃないか。
ところが、聞くところによりますと、通産省は一基十五万六千キロの火力発電機械というものをアメリカから輸入しようというような計画があることを聞いておりますけれども、一体こういうものに対しては、企画庁長官としてはどういう信念をもって、日本国内の経済五カ年計画並びにあなたの構想として言われておるところのアジアの開発計画というものが、アメリカの五〇%の資本と、日本の大部分と、あと東南アジアの未開発国の投資によってやろうという
九州地方は水力資源に乏しく、石炭資源に恵まれている関係上、将来も火主水従でいくべきが当然でありまして、ことに最近の新鋭火力発電機械設備等は日進月歩の発達をとげており、建設費用も安くつき、従って水力発電所建設の場合より電気料金も減額し、これによって九州地方の産業の振興を招来し、もって雇用の増大をはかるのが当然でありまして、この見地から九州電力株式会社では昭和三十四年度までに十四万七千八百キロワットの水力発電開発計画
必要なものは幾らでも入れてやるという考えを持っておりますが、ただ国産機械でできるものをしいて外国から入れて、国産機械メーカーの仕事を減らすということも好ましくありませんから、その点は十分注意をしておりますが、必要なもの、また日本ではできない、——たとえば火力発電機械にいたしましても、そのほかのものにしましても、日本ではまだできない、あるいはこれを入れれば日本の将来の機械政策に貢献するというものは、ちゅうちょなく
日本でそういう開発機械あるいは火力発電機械、農業機械が、できる分までもアメリカからそういうものを輸入させられる。これはアメリカ恐慌の輸入が、日本の産業を圧迫することになるわけであります。この点が反対理由の第一であります。 第二は、この過剰農産物の輸入というのは、新しい形の植民地主義の私は一環であると思います。
それからお言葉を返すようでありまするし、まあ通産省からいろいろ御答弁があつたことで、今更申上げるのも恐縮でございますけれども、私といたしましては、今回の火力発電機械は、通産省がいろいろ苦心せられまして、渇水期に備えて、是非とも早期に発注をして、この機械は確保したい。
火力発電機械の輸入などもこれは来年でなければ入りませんが、その一つの現われであります。今後ともこれにつきましては全力を尽して参りたい。そうやつてできるだけ早くいわゆる正常貿易だけでやつて参りたいと考えておるのでありますが、これはなかなか容易なことではございません。
約四千万ドルの火力発電機械の輸入につきまして、世界開発銀行からの借入れによりまして、その代金を調達をするということで交渉いたしておるわけでありまして、いろいろの交渉の経緯はございましたが、近く調印を見る運びに至ると存じております。
○東条政府委員 なぜこの三社に限定したかという点でございますが、これらの電力会社の火力発電設備の購入ということは、やはり関係当事者が、ぜひ自分の会社に火力発電機械を入れたいという当該会社の考え方というか、意欲と申しますか、そういうものがやはり基礎になるので、ございまして政府といたしましては、それらの三会社がぜひとも米国から機械を入れたいという非常に熱心な希望がある。
それで具体的に、その後国際復興開発銀行との間に、いわゆる外資導入の問題について具体化しておるものはどういうものがあるかという点になりますと、これはただいまお言葉のございました火力発電機械の約四千万ドル、これが具体化をいたしまして、私どもの観測をもつていたしますれば、遠からず、きわめて近い将来に話合いが成立するのじやなかろうかと考えております。
日本の回内の電気機械メーカーに火力発電機械を注文すれば特需は減つてもカバーできる。なぜこれをやらないでわざわざアメリカからそういう機械を輸入するか、この点についてお伺いしたい。
この火力発電機械とか、水力発電の設備機械とか、あとまだミシンもあるでしよう、或いは写真機もあるでしよう、時計もあるでしよう、化粧品もあるでしよう。我々は又自動手についても、技術的に日本はできないということはないのに、外国自動車がたくさん入つている。こういうものは、外貨割当をやるのを、今大蔵大臣が言うような、外貨ポジシヨンがだんだん悪くなつて行くのに我々は理解できない。
今お話したように、電気はこの機械を見倣つて、そうして立派な火力発電機械ができて行くことについては、これは私衷心から望みまするし又同じものができるならば、これは申すまでもなく国産品を使うことはこれは当然でありまして、ただ性能の差が結局大きな影響を産業部面にもたらすので、私どもはこういつたものを入れることがやはり現在の自立経済を進めて行く上においても必要であると、かように考えておる次第であります。
それを何に使うのか、火力発工というけれども何に使うのか、そうして又世界銀行から受けたドルで以て外国物を輸入するのか、或いは純然たるドルとしておいて、それを見合いに日本の国内のいわゆる火力発電機械を作るのか、それから更に具体的には佐久間ダムの七百万ドルのこの建設費は、この中に入つているのかどうか、含まれるのかどうか。こういうことを併せて伺つておきたい。その条件をここで発表して頂きたい。
今のお話では全部アメリカから火力発電機械を買うのじやありまませんか、重大問題ですよ、政府は特需依存を不合理だからやめる。だんだん特需依存をやめて正常な貿易にやつて行くというんです。そのアメリカから借りた外貨を、これを殆んどアメリカから火力発電機械輸入に使つてしまつたのでは意味がないじやありませんか。日本のこの電力機械を造るところは、それでは困つて来るじやありませんか。
全般的な産業開発、あるいは重点的な産業開発計画と外資との問題になりますと、私から申し上ぐべきことではないと思いますが、今政府といたしまして、国際復興開発銀行等に、日本の重点的な産業を開発するために、資金的な援助がほしいということで、いろいろ説明ないし交渉をしておりまする事柄といたしましては、今銀行局長なり中山理事から御説明がありました火力発電機械四千万ドル。
成るほど理論的と申しますか、設計その他におきましては、日本の現在の火力発電機械のメーカーの技術を以ていたしましては、絶対に今回の外資導入の話合の対象になつております機械を作ることができないということでは必ずしもありませんでしたが、今回のような大きなキヤパシテイーの火力発電機械は、これはメーカーとして作る場合に、一つ外国の、アメリカのこの種の機械を入れるということが、何と申しますか、一つのサンプルとして
これは御尤もな御意見なのでございまして、日本の火力というものは戦争中に大変遅れまして、今の火力発電機械は大分古くなつておるようでございます。この点は公益事業委員会あたりもよく認識をされておりますし、政府部内におきましても、これについてはちつと火力を考慮すべきであるというような意見もございます。
そういう意味がございますけれども将来これから又我々が研究をいたしましてそうして非常に高能率の火力発電機械が近く手に入れられる、まあ日本ではとてもこんなものはできないのでありましてアメリカから蔵入するというようなことになりましようが、今アメリカあたりでもなかなか火力発電所の機械を購入するのはむずかしいようでございまして二年も三年もかからなければこれは手に入れられないようでございます。
○衆議院議員(福田一君) 火力の問題につきましては、一応九つの電力会社がやつておりますものがあり訂して、それでも一応試案というか、試みの案はそれは数字として対照して考えておるわけでございますが、併し最近はアメリカあたりにおきましては、非常に高能率の火力発電機械ができておるようでございます。
それから第三点は、外貨貸付による輸入ですが、この輸入は新聞では買船とか、設備機械の近代化、特に火力発電機械に重点を置くというふうに伝えられておりますが、私は原則として今溜つている外貨をここで早く使うということについては、私は或る観点からは賛成なんです。